構造医学のご紹介

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構造医学の診断と治療

症状別 原因と対処法

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*新しい医学

携帯電話、パソコン、インターネット、カーナビ、現在の私達の暮らしに役立っている身のまわりのものを数えあげればきりがありません。

それらは電子科学の進歩によって急速に普及しました。一般的に、科学技術が進歩すると次のような変化が生じます。

  1. 製品の性能は高まる
  2. 操作が簡単になる
  3. 価格が安くなる

では日進月歩といわれる現代医学も、同じように変化したのでしょうか?

*現代医学は進歩したのか?

  1. CTやMRI等の画像診断装置の登場で、体を切らずに体内を診察できるようになった
  2. 新しい検査や薬が増えた
  3. 国の医療費は年々高騰している

医学が本当に進歩していれば、最新の検査と薬で病気は治り、国の医療費は減るはずです。ところが医療費は年々高騰しています。しかも薬害や医療ミスが続発しています。なぜそうなったのでしょうか。

*病気の原因がわからない

現代医学は検査の画像や数値などで病気を診断して治療をするのですが、腰痛症や自律神経失調症をはじめとする多くの病が、画像や数値に異常が出ないのです。

医師は病気の原因や異常部位がわからなければ治療ができないので、新開発の検査や薬をいろいろ試みます。それがいわゆる検査漬け、薬漬けや薬害になるのです。また慣れない検査や新しい薬を扱えば、医療スタッフの仕事は複雑多忙になります。それが医療ミスや医療費の高騰につながるのです。つまり、病気の原因がわからないために、さまざまな医療問題がドミノ倒しのように起こっていたのです。

*21世紀と構造医学

現代は時とともに有病者数や難病は増え、国の医療費は膨大になる一方です。

一つの体を二つ、三つ、…とパーツ分けして、人体の生命活動を実験や顕微鏡観察で明らかにして得た多くの知識は、非常に貴重なものです。しかし専門化が進みすぎると、医師でも他の科の専門用語は理解できなくなります。つまり人の体がどんどん分けられると、一人の人を扱うのではなく、パーツを扱うようになります。大病院は20〜30の「専門科」に分かれたままで、「ヒト科」はありません。その科の数は今後さらに増える傾向にあるようです。そして各科の相互理解がないと、さらに巨額の医療費が必要になることでしょう。

連日、ニュースでは少子化•高齢化問題が取り取り上げられています。このまま進めば次の世代は医療費を背負いきれなくなり、健康保険制度はパンクしてしまいます。これは医療サイドだけでなく、薬や医療に依存する患者サイドにも責任があるのではないでしょうか。ですから、自分が関節痛や病気になった原因に注意を向けて、自ら健康になろうという前向きの姿勢が必要だと思います。

*構造医学は「ヒト科」をめざす

構造医学は人の体と現代医学をごく自然な態度で見直してきました。すると今まで定説や常識とされてきたことの中には、訂正して書き直さなくてはならないことがたくさんあることがわかってきました。

このサイトでは、腰痛の第一原因は背骨や筋肉にはなく、骨盤の潤滑不全にあること。温熱療法の弊害と、局所を冷やす治療法の有効性と必要性。さらには牽引療法の適否と重力と生命の関係。骨格と内臓の関係についてなど、構造医学の考え方をわかりやすく解説していきたいと思います。病院では別扱いの整形外科と内科には、本当は切っても切れない「つながり」があります。それは私達が、一人の人として完結している証です。

生命体を構成するもとは何か?人を貫く中心は何だろうか?と構造医学は考えてきました。そして生命と地球重力や熱の関係を明らかにする中で、疼痛や病気のしくみを捉え、よりコンパクトな診療で最大の効果が得られる治療体系を築いてきました。そして構造医学は、21世紀の医療のあり方を見直し、地球資源や社会財源の無駄をなくしたいと考えています。

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